問題解決力
問題解決力の本を読んでみました。
問題解決力とは、問題発見から対策決定まで能力を指すようです。
- 問題発見
- 何が原因か仮説を立てる
仮説立証のための情報収集
仮説から対策立案
全体状況から対策に調整を加える
対策決定
問題発見(=1)と以前調べた課題発見では定義に差があるようです。
問題とは起きている(これから起こる)出来事全てを指します。
それぞれの問題に対して解決策を考えるという事ですので、緊急時の考え方なのかと思いました。
問題の本質が課題ですので、複数の問題から課題を抽出し解決策を考えるのが平時のやり方だと思います。
この本では問題のリスク(重要度・緊急度)も気にするようにと書かれています。
以前調べた課題発見では前提条件の強いもの(根本的)に関連した課題を優先対応すべきと決めていましたが、これが重要度にあたります。
緊急度という視点が加わる事で、重要な課題を含んだ問題の中から更に優先順位を決める事ができます。
対策立案(=2)の過程において、情報収集では定性情報を仕入れる事や情報に抜け漏れがないか、仮説の根拠を確かめる等、論理思考について書かれていました。
問題解決力というよりも問題解決の優先順位について学びがありました。
実践では、そこそこ重要で緊急度が非常に高い事からやっていけば良いとわかりました。