ROAとROEの違い
ITパスポート受験に向けて、対策本だけでは理解できなかった内容をメモしていきます。
ROA ⇒ Return on Assets ⇒ 総資産利益率
※Assets ... 資産
ROA (%) = 純利益 / 総資産
総資産とは貸借対照表の右側の負債+純資産の事である。(左側の資産も同じ金額になる)
自己資本や借りている設備(他人資本)を使って、どれだけ利益をあげられているかを判断する事ができる。
純利益は損益計算書に書かれている。
ROE ⇒ Return on Equity ⇒ 自己資本利益率
※Equity ... 株
貸借対照表の右側の下は純資産となっている。
純資産の主な内訳は資本金、利益余剰金、株主資本でこれらが自己資本である。
株券発行で得た資金は返さなくて良いので自己資本に含まれる。
少ない資本金で大きな利益が出せる方が良いので、比率が15%を超えると優良企業らしい。
しかしながら、純利益が高い事でROEが高くなるのは良いが、他人資本が多い事でROEが高くなる場合もあり、個人的には良い指標とは今のところ思えない。
専門書でちゃんと学びたいと思った。