フェルミ推定
地頭力の本を読んだ時にフェルミ推定が取り上げられていて興味を持ちました。
フェルミ推定とは、自分の知っているモノの数量を使って論理的に式を組み立て、知らないモノの数量を推測する事を言うようです。
問いは大きく分けて、固定値を求める問題と流動値を求める問題とがあり、計算式のベースとなる要素はそれぞれ2つずつあります。
固定値を求める問題
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所有数(人間視点)
特定の人、組織が持っていそうな量から推測する。
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専有面積、必要単位(モノ視点)
1個あたりに必要なスペースが判れば、全体のスペースから個数が算出できる。
流動値(+固定値)を求める問題
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必要数(需要)
市場規模を推測する場合はまずベースとなる人間やモノの数を求める。それぞれに対しての必要数を掛け合わせる事で算出できる。
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生産力(供給)
需要過多の場合は生産に携わる人間やモノの数をベースに生産力を掛け合わせる事で算出できる。
初見では難しい印象でしたが、内容を単純化してみると簡単に思えてきました。むしろほとんどの人が普段から無意識にやっている事に名前を付けただけのような気がします。
次はロジカルシンキングの本を読んでみます。