ファシリテーション
私は多くの会議が無駄だと思っていますが、時々価値のある会議もあったり、会議はどうあるべきなのか頭の中で整理できていない状態でした。
そんな思いからファシリテーションの本を読んでみることにしました。
どんな時に会議が必要なのか
会議は出席者全員から合意を得る場です。つまり個人レベルで判断できない事は会議で話し合う必要があります。
私が無駄だと感じるのはこの辺りで、逆に個々人にそれぞれの役割とそれを決定する責任があるにも関わらず、答えを民主主義に委ねる事で多くの会議が生み出されているのではないかと私は予想しています。
価値ある会議をするための準備
- あるべき姿を考える
何が課題なのかは現状とあるべき姿のギャップから発見していきます。
会議が始まる時点で全員が同じあるべき姿を頭に描けていないと話が噛み合わなくなってしまいます。
- 会議のゴールを設定する
どこまで話し合うのか決まっていないとタイムマネジメントができず、無駄な時間を過ごす事になります。
- 立場を考慮する
話し合って生まれる解決策がどの立場の人にとっても良いものとは限りません。
参加者がどういった意見を持っていそうか予想してから会議に挑むとスムーズに運べるのではないでしょうか。
会議中の振る舞い
論理的に検討が進むように意見を整理する事に集中します。
こうやって会議のありかたを整理すると、個人で行う課題解決と比較して情報量と視点(立場)が増えただけだとわかります。
自分と違う意見の人を論破しようとか考えず、全員で同じ方向を向いて話し合えるよう心掛けていきたいと思います。