東大作文
論文を書く機会ができたため、東大作文という本を読んで書き方を学びました。
まず筆者は作者と読者の双方向コミュニケーションを意識するようにと言っています。
この文章はどんな人が読むのか(読んでほしいのか)、自分と読者の関係性はどうかによって論じ方も変わるからです。
当たり前の事ですか、テーマに沿って何となく書き始めるのではなく、最後に何を主張したいのかを考えてから書いた方が良いそうです。
私は中身を充実させる事に意識が向きがちなので、気を付けたいと思いました。
中身については、一般的に知られている事を改めて論じても読者の興味が湧かないので作者しか知らない事・感じた事がない事を書かないと読んでもらえません。
始めは主張に隙を作っておき、後から論理的に正しさの証明、対案が無い事、弱点が無い事を説明すると読書が引き込まれるそうです。
最終的に相手に行動変異を起こさせるように説得する事が目標です。
私にとっては論文の目指すべき形がわかって、大きな収穫でした。